僕も逮捕されていた可能性があったかもしれない

どうも、なりじょしです。

突然ですがこんな記事を発見しました→64歳母親に食事与えず放置、保護責任者遺棄致死容疑で姉妹逮捕

そしてすぐさまぼくはこれについてTwitterでつぶやいた。

 

父は孤独死で亡くなった

ぼくの両親は10年前に離婚をし、ぼくは父のお世話になることに。

月日が経ち当時の彼女(現在の妻)との結婚を考えて2年前に実家を出ました。

(ぼくには兄弟がいてないので父は一人で生活。)

そして暗い話になりますがぼくの父は昨年、61歳という若さで亡くなりました。

死因は熱中症。さらに掘り下げると「孤独死」です。

 

父が亡くなるまで

父はぼくが実家を出る1年前から体調不良を訴え、仕事をしていませんでした。

けっして大病ではなく日常生活に支障がない程度の体調不良です。

その間のお父さんの生活費は?と聞かれると、それは父の貯金でなんとかしのいでいた。

さすがに大富豪でもなんでもない一家だったので父の貯金は時間とともに底をつきますよね。

そしてぼくは父と相談した結果、毎月5万円の仕送りをすることに。

正直この金額で父がちゃんと生活できていたのかはわかりません。

ただぼく自身結婚も考えていたこともあって5万円が精一杯だったのがほんとのところ。

せめてもの配慮としてぼくは「1週間に1度の電話」と「仕送りを渡す名目で1ヶ月に1回の父との食事」をしてました。

実家も車で1時間、電車であれば30分で行ける距離でもあった。

それでも先ほど言ったように昨年、父は亡くなりました。

 

親も負債になる場合もある

残酷な話ですがぼくは親もときには負債になる場合もあると思ってます。

どういうことか?

ぼくの場合だと父子家庭のひとりっ子です。

自然と父のお世話をするのはぼくになりますよね。

そうしたら金銭的負担、精神的負担がぼくにのしかかります。

ましてやぼくは5万円の仕送りをしてたわけですから。

(5万円が正解不正解ではなく。)

子供に仕送りするのであればまだしも、親であればなんの意味のないお金。

確かにお世話になったから仕送りという形が当たり前かもしれないが、それでもぼくは自分のこれからの人生のほうが大切だと。

だからぼくは親はときに負債になる場合もあると思ってるのです。

冷酷に聞こえますがぼくみたいな環境の人ってたくさんいてると思う。

別に悲劇のヒロインを演じたいわけではなく、これがぼくの正直な考えだったんですよね。

 

僕も逮捕されていたかもしれない

64歳母親に食事与えず放置、保護責任者遺棄致死容疑で姉妹逮捕では一緒に住んでいながらも放置していたがゆえに逮捕されました。

ぼくは実際に父が亡くなったとき自分自身を責めました。

もう少し詳しい話をしますと父が亡くなる前にぼくは、1週間に1度の電話を忙しいという理由でしませんでした。

そして少し落ち着いたので父の携帯に電話をかけたら電源が入っていない状態に。

ぼくはまさかと思い実家に駆けつけました。案の定、父は亡くなっていた。

気分を害されるかもしれませんが死後10日ほど経ってました。

もしあのとき父に電話をしていたら助かっていたかもしれない。

たしかに父の世話や介護のことを考えるとめんどくさいとも思ってた。

ましてや負債とも思ってた。

それでもそこは割り切るしかないとぼくは思ってました。

しかしあまりにも早すぎ、突然の死だったためぼくはあのときの自分を責めたわけです。

亡くなりかたが孤独死だったため警察に事情聴取されたのも事実。

だから余計にあのときのじぶんは逮捕されてもおかしくなかったなと。

だって放置してると言われれば放置してたのだから。

 

教育よりも大切なこと

上記ツイートは社会派ブロガーのちきりんさん(@InsideCHIKIRIN)。

ぼくはさすがに一緒に住んでいたら放置はしませんが、少しだけこの姉妹の気持ちがわからなくもない。

そしてちきりんさんのツイートもわからなくもない。

ぼくの場合は父を介護することはある程度わかっていた。

でも突然なんらかの理由で親を介護しなければいけないときが来たらどうだろうか?

じぶんで抱え込むかもしれないし誰かに相談なんてできるのだろうか?

そもそもそうなった場合ってどうしたらいいのだろうか?

ちきりんさんの言うとおり「学校では何を優先的に教える必要があるのか」をマジで国は考えたほうがいいのでは?と。

結局のところ国頼りになってはしまうが人は1人では生きていけない。

だからこそ国を頼らなければならない。

でもほとんどの人が国の頼りかたを知らないし知ろうともしない。

それはぼく自身も含めてでもあるが。

だからこそ学校ではそういうことも教えるべきだと。

 

プライドよりも生きて欲しい

ぼくの父の場合は生活保護という制度を利用することに抵抗感を持ってました。

おそらくプライドが邪魔したんでしょうね。

ぼくも生活保護のことについて詳しく知りませんでした。

しかも自分自身がそれなりの収入もあったので生活保護なんて受けれないとも思ってた。

だからこそぼくは言いたい。

プライドや知識の有無関係なく、まずは国にしろ誰かに相談すること。

それが嫌ならまずはネットでもいいので調べましょう→厚生労働省 生活保護制度

もちろん不正受給はいけません。

ただ受給すべき人、受給できる可能性のある人は絶対いると思います。

この機会に制度だけでも知っていってください。

なにか、誰かのために役立つときが来るかもしれないから。

 

まとめ

これからもっともっとニュースになった姉妹のような、そしてぼくみたいな状況の人が増えると思います。

というか増える。

「これは娘以外に逮捕されるべき人がいるかもしれないぐらい奥が深いと思う。」

と、ぼくはつぶやきました。

直接的には娘2人が責任を取るかたちになりましたが、これはもしかしたら国や周りの人の責任にもなってた可能性もあるのでは?と、ぼくは言いたいわけ。

最近は「働きかた」どうこう言われてますが、「生きかた」「死にかた」も考えるべきだと今回のニュースとじぶんの実体験を通して思いました。

と言いながらも父が亡くなって肩の荷が下りたのは正直なところではある。

 

 

なにはともあれ少しでも生きやすい世の中になるように。

 

 

以上。

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